Mine Kawakami staff blog

ピアニスト「川上ミネ」の最新情報をお届けします♪

「サムライ支倉の大いなる旅 in 仙台の夕べ」

 

2月6日 ホテルニューオータニ仙台市が開催する「仙台の夕べ」で演奏させていただきました。この「仙台の夕べ」とは仙台市が復興事業に対して協力をしてくれている企業や行政の方々様々な分野のサポーターの皆さんに、仙台市がいかに前進しているのかをお知らせしたり感謝の気持をお伝えするためのイベントのように感じました。

「日本スペイン交流400周年開幕記念音楽会」を芸術監督するため伊達政宗公より命を受けてスペインへ旅だった支倉常長たち慶長遣欧使節については楽曲を制作するためだけでなく、知れば知るほど魅了された川上平成遣欧使節ですが、この日皆様をお出迎えするためのミニコンサートをさせて頂いたことは、またしてもサムライ支倉の歩いた道が今尚続いていると感じざるを得ません。

この会の中で感動したことがいくつかありました。川上の演奏がこれまでに聴いたことがない程良かったことは言うまでもなく、リハーサルの段階で涙がこみ上げてくる程でした。サムライ支倉の大いなる旅をこんなにコンパクトに超駆け足でまとめた編曲力にも呆然としました。

ピアノから迸るその曲の中に音楽の女神が舞い降りたのかと思う瞬間がありました。そしてどこまでも続く道が鮮明に浮かび上がっていました。

 

川上の演奏の後、メインイベントが開幕して奥山恵美子市長が壇上に現れスピーチなさいました。仙台市が元気な象徴でシャキシャキと明るく、とっても洗練された素敵な女性でした。聞いている方が元気になるようなお話が終わり舞台から去られる時にハッとしました。ゆっくりと歩かれるその足は明らかにお怪我をされているようでした。しかし終始笑顔を絶やさずエレガントな振る舞いにさすが伊達藩!「武士は食わねど高楊枝」カッコイイ!と思いました。

聞く所によるとこのイベントの数日前にお怪我をされたとのことで、ご出席も危ぶまれたが市長ご本人の強いご意向で壇上に上がられたとのこと。私こういうのに弱いです。それを聞いてなぜか「着いて行きます!」等と思ってしまいました。これからも仙台市のためになることなら自分に出来ることは何でもしよう!と。皆さんも仙台牛、牛たん、笹かま、支倉焼、ずんだ餅、数えきれないほどの名産品がありますから、今すぐお取り寄せを♪

仙台市が復興し続け、サポートを受けるのは仙台市が支援を受けるべき都市だからだと実感しました。サムライ支倉も伊達政宗の命だから、宇宙への旅に相当する果てしない航海に出たのだと思います。着いて行きたくなる奥山市長、ピアニスト川上・・・

素晴らしい上司に恵まれてこれ以上幸せな家来はいないと改めて幸せだと感じました。

 

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 仙台出身の人気コンビである「サンドイッチマン」さんも特別ゲストとして登場されました。

何と控室が同部屋になりましてご挨拶させて頂きました。川上が日本で一番面白いと豪語するお二人はびっくりするほど素敵な方々でした。物腰がとても柔らかく品格さえ感じる話し方、どうやら「仙台出身の方は間違いなくいい人」という定義は本当だったのです。本番の時間を忘れて話し込んでしまったことをここに白状致します。いつかこんな素敵なタレントさんとお仕事が出来たら・・・とミーハーなおばさんに戻ってしまったことも隠せません。

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仙台を大好きになってしまう理由がこぞって集結していたことはこれだけでも十分お分かりになっていただけたかと思いますが、川上を送った後いっそ仙台に帰ってしまおうと思うほど引きつけられた名産品がありました。

牛たんの柔らかいこと、海鮮の甘いこと、そしてお酒が・・・

NIKKA WHISKY・・・仙台の山深い自然の中にその蒸留所はあるそうです。それも川上と私と同じ年。(あっ年がばれちゃうっ!)

川上も私もウィスキー大好きです♪ 次回仙台へ行くときは必ず仙台工場へ行こう♪ と固く心に誓ったのでした。

↓ 超贅沢なピュアモルトの「竹鶴」それも21年ものをグラスに並々と注いで下さった品質管理部の尾崎部長さん。優しいメガネのその奥にはキラリと光る品質への深い愛情が感じられ、間違って「マスターっおかわりっ♪」と声を掛けたくなるようなこれまた素敵な方でした。

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最後になりましたが、この日を大切に大切に作ってきた仙台市経済局の小山さんはじめ経済局のみなさん、映像を作って下さったアリティーヴィーの皆さん、本当に素晴らしい方ばかりに出会えて本当に幸せです!皆さん本当に温かく、友達や家族になりたくなるような人たちばかりでした。ありがとうございました!

さあ皆さん、次のお休みには仙台に行きましょう!

Feliz 2014!

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新年明けましておめでとうございます♪

今年もどうぞどうぞよろしくお願い致します。

今年は、沢山のリクエストを頂きまして日本国内での演奏会を多く企画しておりますので、皆様に川上の世界を間近に感じて頂けると思います。

また、ラジオ番組とテレビ番組の出演も決まっておりまして、ラジオ番組は5月までにはオンエアになると思います。どちらも収録はこれからなので放送日時など詳細はなるべく早くお知らせしたいと思います。

スペインでの演奏会も既に決まっているため、自転車のように飛行機を乗りこなして時々幽体離脱しながら目的地に辿り着いて欲しいと手元のフライトプランを眺めながら演奏会スケジュールの日程落とし込みに頭を痛めているスタッフも、手綱を引き締めて取り組む所存でございます。

どうぞどうぞ本年もよしなにお付き合い下さいませ。

追伸:スタッフの目標!

① 川上の演奏中うっとりして仕事を忘れないこと!

② スタッフブログの更新を目指せ週1~せめて隔週1に!

③ 目標を忘れない!

目標の達成率については、いつも通りご寛容の程よろしくお願い致します。 

 スタッフ拝

『MOSTLY CLASSIC 2月号』

街のあちこちにポインセチアが飾られ、今年のプレゼントは何だろう!?という妄想をかきたててくれますね。この週末は大切な人に沢山のプレゼントをお買い求めにお出かけになることでしょう♪

 

大変ご無沙汰しておりました。スタッフがうかうかしている間、主人の川上の方がfacebookの更新を頑張るという逆転現象が起こってしまいました。本当に部下思いのピアニストです。

現在川上は缶詰の中のサーディーン状態で、マドリッドのレコーディング・スタジオに監禁され1年間を24節に表現した気候曲を収録しております。

来年テレビでお聴き頂けるかと思います。どうぞお楽しみに♪

さて、10月11月は怒涛逆巻く大海の中を川上と難破船を漕ぐように突き進みました。お陰様でニッポン放送BS-TBSの超大物制作責任者の方々にお話を聞いていただいたり、知る人ぞ知る大真面目に人生を学ぶ月刊誌「致知」さんの取材も受けさせて頂きました。こちらは記念すべき新年号に人気連載の「第一線で活躍する女性」で取り上げていただけることになりました。この取材に関してはまだアップしていませんでしたが、この「致知出版社」という会社は本当に素晴らしい出版社で願わくば中途採用して頂いて一緒に働かせて頂きたいほど、気持ちのよい会社なのです。貴誌でも毎回人間力をいかに上げるか、自分自身を精神的に磨く術を多角的に研究していらっしゃるだけあって、そこで働いていらっしゃる皆さんが机上論ではなく実践されていると肌で感じる事ができました。

http://www.chichi.co.jp/

あまりに、ネタを抱えたまま筆不精を炸裂させてしまったため、書き出すと本題になかなか届きません。

そうそう、クラシック界で王道的月刊誌の『MOSTLY CLASSIC』の中で毎月連載されているこちらも超大物音楽プロデューサーの中野雄先生にもお話を聞いて頂くことができ、今日12月20日発売の2014年2月号に取り上げていただきました。今すぐ本屋さんへお急ぎ下さい!164頁の「音楽プロデューサー 中野雄の音楽人間模様」です。
http://mostly.jp/index.html

今月のモーストリー・クラシック表紙 

間髪入れずに怠け者の大仕事的に連載して行きたいと手綱を引き締めているスタッフでした。

雑誌『ARTE DE VIVIR』

空気が澄んで、空が高いと必要以上に深呼吸をしたくなりますね。

そして、どうしてこんなに・・・と絶句するほど何を食べても美味しいと感じているのも私だけではないはずです。

そんな季節感を敏感に先取りして、美食、芸術、おしゃれ、趣味360°から素敵なものばかりを取り上げる雑誌がスペインにも沢山あります。中でも注目の人気雑誌『ARTE DE VIVIR』(アルテ・デ・ヴィヴィール)に川上が登場いたします。さあどこに載っているでしょうか!

http://issuu.com/artedevivir/docs/adv_arte_de_vivir_131

 

 

 

 

忙しいある日-④(一体何番まで続く)

本日の産経新聞「きょうの人」欄に川上の取材が載っています!

どうぞご覧ください!

清水寺舞台で演奏する川上ミネさん=10月19日、京都市東山区(川上ミネ音楽事務所提供)

デジタル版はこちら ↓

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131113/ent13111310040005-n1.htm

 

この取材をして下さったのが、産経新聞の超ベテラン記者の藤井さん。その良いものを嗅ぎ分ける嗅覚は鋭く、鍛えぬかれた記者としての腕前はこれ以上ない確かなもの。

川上の取材をして下さる数日前には、「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督のインタビューをされてきた、というその道のプロの中のプロの中のプロ!

インタビューはそれはそれは楽しくて、それでいて、いかなる犯人からも自供を引き出してしまうベテランデカみたいに(ちょっと例えが良くないな)するすると貴重な情報をたぐり寄せる話術。途中で「アハハッ!」と可愛らしい声で笑ったりして、相手の緊張を解きほぐし場をなごませてくれるホスピタリティ。やっぱりすごいなぁと思いました。

このギンガムチェックの可愛らしいシャツを上手に着こなしたベテラン記者の藤井さんは、実はかつてオーケストラサークルでホルン奏者だったそうで、音楽にも非常に深い造詣をお持ちで、「良い物しか選ばない」と聴き及んでいたので少し緊張しましたが、そんな藤井さんに認めて頂けたこともこの上ない喜びなのです。

忙しいある日-③

 

もっともっと居たかった萩庭桂太写真事務所を後に、向かいますのは「都立大学」こちらには大手ミュージックスタジオの「ノア」が数カ所に別れて縄張っております。またしても不肖私マネージャーもバンド時代よくこの辺でコピーバンドなどやっていました。どうも今日は馴染みの場所ばかり行くなぁ。

川上の写真を取り続けて下さること十数年・・・こちらも売れっ子カメラマンの平山ジロウさんが川上の写真を撮って下さるということでやってまいりました。

なんとスタンウェイのフラッグシップフルコンのD274号が少し窮屈そうに待ち構えていました。ありがとうございます!

ジロウさんの写真は前にも言ったかと思いますが、景色なら行ってみたくなる、人なら会ってみたくなるような不思議な語ってくるような写真を撮る敏腕カメラマンです。任せておけば文句なしの素晴らしい作品を手品のように出してくださいます。

高い評価を得ていながら、こちらもどうして物腰が柔らかくてそれでいて物凄くカッコイイ方で、撮影中「これで惚れなきゃうそだろ。」と心の中でつぶやいていたのは私だけでしょうか?ね、いづみさん。←そうそうこのいづみさん。さきほどの②でもご登場頂いた出版社のこれまた凄腕のクリエイティブ・ディレクターで、いいものを見つけ、見分けるプロ中のプロ。卓越したその千里眼と裏打ちされたキャリアでもってクオリティの高い記事を創っていらっしゃいます。間違いなく利き酒も出来るのではないでしょうか。ねっいづみさん。

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こちらは、もうご存知マネージャーが撮ったボケボケ写真。

ジロウさんが撮って下さった美しすぎる写真の数々は、いずれ皆様にもお見せすることが出来ると思います。乞うご期待です。

本当に川上美しいです。そもそも器量よしですが、そこに内面から出てくる知性や現在取り組んでいる様々なプロジェクトへの強い心意気というかやる気と言いましょうか・・・

上手く表現が出来ないのですが、撮影を見ていながら「私が男でなくてよかった。」「惚れていなきゃうそだろ。」とまたしてもつぶやいたのでした。

↓ 本当にボケボケで申し訳ないのですが、私は川上の手は「女神の手」だと思っています。美しいだけでなく、魔法の音を奏でることが出来るマジックハンド。ちょうどチューチョ・ヴァルデスも「神の手を持つ男」と言われていますが、偶然でしょうか。

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忙しいある日-②

私  「こんなに寒気で空気が澄んでいる日は、新幹線の車窓から富士山がさぞかし美しく見えたでしょう。」

川上 「寝ていた」

私  「・・・・・・」

 

本当によく頑張っていると思います。そして怒涛のスケジュールは続きます。

ヤマハ」さんで素敵な皆さんとお会いしたその足で、九段下へ向かいました。不肖私マネージャーの学び舎はこの辺で、よく田安門から皇居一周約6キロを走っていました。北の丸の中をひょうたんのようにコースをとると3.8キロ位のお手軽コースになるんですが、お勧めです。

じゃなくて、エムアイ・カンパニーの加藤いづみさんのご紹介で今度「WEB週刊文春」の「YOUR EYES ONLY」で川上を取り上げて下さることになり、ご一緒に訪れたのは、「あの」売れっ子カメラマンの萩庭桂太先生!九段下の32階建て高層ビルの30階に堂々と居を構えていらっしゃいます(さすが)。f:id:mine-kawakami-staff:20131112165446j:plain

↑ 見よこの絶景!なんと皇居北の丸がお庭状態。右の方には傘をかぶった富士山が見えていました。拝観料を支払いたくなるお部屋です。

じゃなくて、

その実力・実績から業界での地位を不動のものとしている大先生!とはとても信じられないほどの気さくさ。びっくりする程のお部屋へ入るなり、まず度肝を抜かれたのは、なんとご自分で可愛らしいプリントのガラスカップにお茶を注いで出して下さったのです。それも喉を痛めていらっしゃるらしく、コンコンお咳をしながら。その知名度や功績から門戸を潜るのに緊張しておりましたが、入って1分で打ち解けてしまうこの魔法。なるほど被写体の自然な姿を引き出すプロ。その人懐っこい優しい笑顔と気取らない素朴な感じ。話していて、聞かれてもいないのに自分の悩み事を話しだしたくなるような安心感。どんどん話します。

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↓ 実は萩庭さん、大のキューバ好き!1時間も話さない内に「今度はキューバに行こうね!」そして、キューバ好きならではのノリの良さ!

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こんな打ち合せなら、ずっとずっとしていたい、出来れば一緒にお酒もの飲みたい。そんな風に思っていたのは私だけじゃないはずです。ねっいづみさん!

宴もたけなわでございますが・・・アッという間にこのような素晴らしい夜景となってしまいました。余計帰りたくないわけです。

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温かく迎えて下さった萩庭さん、萩庭さんに会わせて下さったいづみさん。本当にありがとうございました。当該週刊文春の取材本番もどうぞよろしくお願い致します。

つづく。